5/26府議会本会議にて会派を代表して登壇し、吉村知事を中心に、新型コロナ対策について質問を行ないました。
〈冨田質問より〉
「この戦後最大の難局を、
府民の皆さんと共に乗り越えるために、
今の状況下で不要と考える事業は全て見直し、
その財源を全て新型コロナ対策に充てる。
そして考えられる財源の全てを絞り出して、
『府民の命を守り、経済を支える』
この一点に尽きると考えています。」
以下、質問の概要です。
①「今後感染拡大をいかに防いでいくか」
第2波、第3波を想定し、
・検査体制と保健所支援体制の継続強化
・医療物資の充足と備蓄
・災害時の感染症対策
②「府民の生活と事業者をいかに支援するか」
・休業要請支援金、休業要請外支援金の申請手続の簡略化と給付までのスピードUP
・府施設に入るテナント事業者と指定管理者への支援(賃料や納付金の減免等)
・早急なオンライン授業の環境整備
・9月入学は今のタイミングで行なう余力があるのかどうか(大きな社会的変革を伴う)
③「財源をどうするか」
・国からの臨時交付金は?
⇨府に200億円弱、市町村に200億円超の見込(7月頃)
・財政調整基金(府の貯金)は?
⇨残高260億円と枯渇寸前
・減債基金(府債返済の為の積立基金)の復元スピードを緩めて財源を生み出しては?
⇨【府】 ✖️緩めない
・府債の発行も含めてあらゆる財源の可能性を探っておくべきでは?
⇨ 【府】✖️考えていない
以上が昨日の質問内容です。
2ヵ月にもわたる休業や自粛が経済にどれだけ大きな打撃を与えたのか、これからさらに顕著になってくるものと思われます。引き続き、皆さんの実情をよく踏まえた取り組みを進めて参ります。